13日の米国市場では、NYダウが176.70ドル安の36113.62、ナスダック総合指数が381.58pt安の14806.81、シカゴ日経225先物が大阪日中比275円安の28275円といずれも下落した。14日早朝の為替は1ドル=114.10-20円(13日午後3時は114.56円)。本日の東京市場では、円高・ドル安進行や米株安を受けてトヨタ自<7203>やマツダ<7261>など輸送用機器に目先の利益確定売りが出そうだ。また、連邦準備制度理事会(FRB)の数人の高官が年内数回の利上げを支持する発言をしたことで前日の米ハイテク株は大幅安、これを受け、東京市場でもソニーG<6758>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、ベイカレント<6532>、ラクス<3923>などのハイテク・グロース(成長)株が冴えない展開となりそうだ。ただ、12月生産者物価指数(PPI)の結果を受けてインフレ懸念が一服し米長期金利が低下していること、台湾積体電路製造(TSMC)が好決算や昨年を上回る設備投資見通しを示したことを背景に、東エレク<
8035>、イビデン<4062>などの半導体関連株には押し目買いも期待される。そのほか、昨日大引け後に2021年9-11月期(第1四半期)に前年同期比5.6%の営業増益を発表したファーストリテ<9983>には買い戻しが先行しそうだ。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:東エレクやファーストリテなどに注目