28日の東京外為市場でドル・円は伸び悩み。仲値にかけて国内勢によるドル買いが強まり、114円76銭から114円95銭まで値を上げた。ただ、米10年債利回りの低下を受け心理的節目を意識したドル売りに押され、午後は114円後半で上値の重い展開となった。

・ユーロ・円は130円23銭から130円02銭まで下落した。
・ユーロ・ドルは1.1331ドルから1.1318ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円114円80-90銭、ユーロ・円130円00-10銭
・日経平均株価:始値28,953.32円、高値29,121.01円、安28,879.68値円、終値29,069.16円(前日比392.70円高)

【要人発言】
・鈴木財務相
「物価動向、引き続き注視が必要」
「黒田日銀総裁は目標の2%には距離があると述べている」

【経済指標】
・日・11月失業率:2.8%(予想:2.7%、10月:2.7%)
・日・11月有効求人倍率:1.15倍(予想:1.16倍、10月:1.15倍)
・日・11月鉱工業生産:前月比+7.2%(予想:+4.8%、10月:+1.8%)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は伸び悩み、115円を意識