27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円68銭から114円91銭まで上昇し、114円89銭で引けた。新型コロナウイルス・オミクロン株感染への過度の警戒感後退による欧米株高や原油急反発を受けて、円売りが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.1306ドルから1.1332ドルまで上昇し、1.1325ドルで引けた。オプション期限付近で欧州通貨買いが目立った。ユーロ・円は129円74銭から130円16銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.3409ドルから1.3445ドルまで上昇。ドル・スイスフランは0.9195フランから0.9173フランまで下落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:過度の感染警戒後退による株高・原油高で円売り