日経平均テクニカル:大幅続落、パラボリ陰転が接近
FISCO 2021年12月20日 18:15:00
20日の日経平均は大幅続落した。5日移動平均線が下向きに転じたほか、ローソク足はマド空けを伴って胴体の長い大陰線を描き、売り圧力の急速な強まりを窺わせた。ザラ場安値はパラボリック陰転値まで21.63円、新値三本足の陰転値まで139.81円にそれぞれ迫り、地合い悪化の進行が警戒される。一目均衡表では先週末に三役逆転を示現し、変化日を迎えた本日は株価が雲下限を下放れて売り手優勢の形状が顕著になった。12月22日にかけて遅行線の応当日株価上昇で弱気シグナルが増大しやすく、株価の下振れリスクの高い地合いが続きそうだ。 <FA>
情報提供元: FISCO
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