17日の日本国債市場概況：債券先物は152円11銭で終了

＜円債市場＞
長期国債先物2022年3月限
寄付152円19銭 高値152円20銭 安値152円11銭 引け152円11銭
売買高総計13103枚

2年　431回　-0.110％
5年　149回　-0.100％
10年 364回 　0.040％
20年 178回 　0.445％

債券先物3月限は、152円19銭で取引を開始。前日NY市場での米長期金利低下を受けて買いが先行し、152円20銭まで上げたが、日銀金融政策決定会合の結果発表を前に売られ、152円11銭まで下げた。その後、日銀会合の結果はほぼ予想通りで影響は限定的とされ、日本株安のなかでいったん買われたが、来年度の国債発行計画が意識され再び売られて引けた。現物債の取引では、2年債と5年債が買われ、20年債が売られ、10年債はもみ合った。

＜米国債概況＞
2年債は0.62％、10年債は1.42％、30年債は1.85％近辺で推移。
債券利回りはほぼ横ばい。（気配値）

＜その他外債市況・10年債＞
ドイツ国債は-0.36％、英国債は0.73％、オーストラリア10年債は1.57％、NZ10年債は2.29％。（気配値）

[本日の主要政治・経済イベント]
・18:00　独・12月IFO企業景況感指数（予想：95.3、11月：96.5）
・19:00　ユーロ圏・11月消費者物価指数改定値（前年比予想：+4.9％、速報値：+4.9％）
・03:00　ウォラー米FRB理事討論会参加（経済見通し）

＜KK＞