13日のニューヨーク外為市場でドル・円は113円68銭から113円38銭まで反落し、引けた。新型コロナ、オミクロン変異株の流行により回復が損なわれるとの懸念に米国債相場が続伸。金利の低下に伴うドル売り、リスク回避の円買いが優勢となった。

  
ユーロ・ドルは1.1273ドルから1.1307ドルまで上昇し、引けた。



  
ユーロ・円は128円31銭から128円01銭まで下落。リスク回避の円買いが優勢となった。

 
ポンド・ドルは1.3269ドルから1.3209ドルまで下落。英国のジョンソン首相がオミクロン変異株感染による初の死亡を確認したことを明らかにしたほか、感染抑制のためにさらなる規制強化の可能性も除外しないとした。さらに、ジャヴィド保健相も下院で、オミクロン変異株感染による入院患者や死者が劇的に増える見通しを警告。回復が抑制されるとの懸念にポンド売りが加速した。

ドル・スイスは0.9239フランから0.9206フランまで下落した。







【経済指標】・特になし <KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 12月13日のNY為替概況