NY外為市場では新型コロナのオミクロン変異株への警戒感が再燃しリスク回避の円買いや金利低下に伴いドル買いが後退した。英国のジョンソン首相がオミクロン株の初の死者を確認したことを明らかにした。また、軽症状という考えをわきに置き、感染の速さを認識すべきだと強調。

ドル・円は113円68銭から113円47銭まで下落。ユーロ・円は128円30銭から128円01銭まで下落し日中安値を更新した。ポンド円は150円75銭の高値から150円31銭まで反落。ユーロ・ドルは1.12ドル台後半で下げ止まり。ポンド・ドルは1.3240ドルから1.3269ドルまで上昇した。

米国株式相場も下げ幅を拡大。ダウは300ドル超安で推移した。米国債相場も上昇。10年債利回りは1.43%まで低下した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:リスクオフ、オミクロン株への懸念再燃、ダウ300ドル超安