カナダ中銀は金融政策決定会合で市場の予想通り政策金利を0.25%で据え置くことを決定した。声明では、ファンダメンタルズの改善やインフレ高進も新型コロナのオミクロン変異株が新たな不透明性に繋がると指摘。

中銀のタカ派色が弱まったためカナダドル売りが優勢となった。ドル・カナダは1.2608カナダドルから1.2666カナダドルまで上昇し日中高値を更新。カナダ円は90円36銭の高値から89円99銭まで反落した。

【金融政策】
・カナダ中銀:政策金利(翌日物貸出金利)を0.25%に据え置き決定(予想0.25%)

<KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:加ドル売り、加中銀はタカ派色弱める、高インフレ警戒もオミクロン株への不透明性を指摘