7日のニューヨーク外為市場でドル・円は113円50銭から113円78銭まで上昇し、引けた。新型コロナのオミクロン変異株の重症度が比較的緩やかとの見方に回復期待が再燃し金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。

  
ユーロ・ドルは1.1260ドルから1.1228ドルまで下落し、引けた。フランスの新型コロナ入院患者数が急増し今年2番目の増加幅を記録したとの報道などで、域内の規制の強化が回復を損なうとの見方も根強く、欧米金利差拡大観測に伴うユーロ売りが優勢となった。



  
ユーロ・円は127円88銭から127円61銭まで下落。

 
ポンド・ドルは1.3260ドルから1.3209ドルまで下落した。

ドル・スイスは0.9248フランから0.9275フランまで上昇した。







【経済指標】・米・7-9月期非農業部門労働生産性改定値:前期比年率−5.2%(予想:-4.9%、速報値:-5.0%)・米・7-9月期単位労働コスト改定値:前期比年率+9.6%(予想:+8.3%、速報値:+8.3%)・米・10月貿易収支:‐671億ドル(予想:-668億ドル、9月:−814億ドル←-809億ドル) <KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 12月7日のNY為替概況