7日のロンドン外為市場のドル・円は、113円63銭から113円74銭まで上昇している。新型コロナウイルスのオミクロン株感染への過度の懸念後退により、欧州株は全面高、米株先物も上昇しており、ドル買い、円売りが優勢になっている。

 ユーロ・ドルは1.1295ドルから1.1254ドルまで下落。ドイツの12月ZEW景気期待指数の予想上振れやユーロ圏・7-9月期GDP改定値前年比の上方修正もユーロ買いにつながっていない。ユーロ・円は128円39銭まで上昇後、127円96銭まで下落している。

 ポンド・ドルは1.3288ドルから1.3247ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.9231フランから0.9254フランでもみ合っている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル買い優勢気味