- 週間ランキング
クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長やウォラーFRB理事のタカ派発言を受けてドル買いが再燃した。ドル・円は114円を挟み底堅く推移。ユーロ・ドルは1.1320ドルから1.1300ドルまで弱含んだ。ポンド・ドルは1.3474ドルまで上昇後、1.3456ドルまで反落した。
米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は、「FRBのモデルにおいて、最大雇用への道のりはあまりよくない」としたものの、第4四半期の経済成長が非常に強くなる可能性が強く、インフレに上方リスクがあると認めた。FRBのテーパーペースの変更は要請しないとしたものの、12月FOMCでのテーパリング加速協議が適切となる可能性もあるとした。ウォラー理事も米国の労働市場が速やかなペースで最大雇用に近づいており、「指標は2022年のより速いペースでの緩和解除を示唆している」と言及。テーパリング加速を支持する姿勢を表明した。
<KY>