カナダ中銀は金融政策決定会合で、政策金利(翌日物貸出金利)を0.25%に据え置くことを決定した。声明では、QEを終了し再投資のみとすると発表。さらに、回復が終了まで利上げを開始しない公約を維持するが、世界的な供給混乱がインフレを押し上げており、潜在的な利上げの時期が早くて2022年の第2四半期と、想定より早まる可能性を示唆。

結果を受けてカナダ2年債利回りは0.87%から1,122%へ25bp上昇。カナダドル買いも加速した。カナダ円91円40銭から92円48銭へ急伸。ドル・カナダは1.2420カナダドルから1.2301カナダドルまで急落した。

【金融政策】
・カナダ中銀:政策金利(翌日物貸出金利)を0.25%に据え置き決定
「QE終了、再投資へ」
「回復が終了まで利上げを開始しない公約を維持」
「世界的な供給混乱がインフレを押し上げ、潜在的な利上げのタイミングは想定より早まる可能性」

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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】加中銀、金利据え置きも早期利上げの可能性示唆、加ドル買い加速