以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家、虫とり小僧氏(ブログ:いつか子供に伝えたいお金の話、ツイッター:@mushitori)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2021年10月25日21時に執筆


私はインデックス投資と呼ばれる手法で資産形成を図っています。

ただし、べつにインデックス投資が好きなわけではありませんし、ましてやそれが最強だとか素晴らしいだなんてことも思ってはいません。

それを採用している一番の理由は、「投資に時間をかけたくないから」です。



◎もし投資の才能があっても・・

自分に投資の才能があるかどうかは分かりません。まあ、おそらく才能なんてないでしょう。

ただ、(かなり自惚れた仮定ですが)投資で他人を出し抜いて儲ける才能が自分にあったとしても、それを実現するために努力が必要なのであれば、私がそこに注力することはないと思います。

だって、投資が好きなわけじゃありませんから。

もちろん、投資が好きだったり、そこに時間をかけたいと思っている人が注力するのは大いにけっこうです。

まあ、これは価値観の問題ですかね。

人生の限りある時間を何にどう振り分けるか、という話でしょう。たまたま私は、投資以外にもやりたことが色々とあり、投資に時間をかけても楽しくなったり気持ちよくなれたりはしない、というだけのことです。

※投資が仕事の人が、そこに時間をかけて頑張るのは当然なので、ここでは言及していません(書いているのは、あくまでも仕事外の話)。



◎でも資本投資の効率性は無視できないんだな、これが

フランスの経済学者トマ・ピケティ氏が、労働収益よりも資本収益のほうが効率的なことを示した話は、方々でよく引用されています。

要するに、労働者として働くよりも資本家であったほうが効率的に儲けることが可能である、という話なのですが、もちろんそれは、それなりの元手がないと成立しません。

そりゃあ、そうですよね。現役世代の普通の人間にとっては、投資だけで現在働いて稼いでいる以上の収益を上げるなんて想像すらつかない場合がほとんどでしょう。

ただし、たいした元手はなくとも、資産形成のための投資は、しないよりもしておいたほうが効率的だろう、と思っているので、手間がかからず勝算の見込めそうなインデックス投資を私は選択して実践しています。



◎消去法で選んだらインデックス投資だっただけ

インデックス投資なんて、市場平均に近い成績をとり続けることができるだけの凡庸な投資方法ですが、慣れてしまえば驚くほど手間がかかりません。

私が投資を始めて17年ほどが経っています。

始めた頃こそ、けっこうな時間と労力を割いてしまいましたが、数年経過後は、ひと月あたり5~10分程度の時間を投資に割いているだけです。それでいて年率平均7~8%のリターンを得ることができているので、ハッキリ言って充分すぎます。

これからも、人生の限りある時間をなるべく自分のやりたいこと、楽しいことに使いたいと思っています。

本を読んだり、映画を見たり、友達と酒を飲んだり、家族と週末を過ごしたり、車をいじったり、旅行や温泉に行ったり、ブログを書いたり、筋トレしたり、天然のオオクワガタを採りに行ったり、ニホンザリガニを探したり、心霊スポットに行ったり、秘密基地を作ったり、迫力の研究をしたり……と、ここには書き切れないほどやりたいことがあります。

投資なんぞにかけてる時間はありませぬ。



※「インデックス投資」や「積み立て投資」などに関する詳しい話は、自分のブログにクドクドと書いてあります。

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執筆者名:虫とり小僧
ブログ名:いつか子供に伝えたいお金の話
ツイッター名:虫とり小僧(@mushitori)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 投資に時間をかけたくない【FISCOソーシャルレポーター】