NY外為市場でドルは戻りの鈍い展開となった。ドル・円は114円25−30銭でもみ合い。ユーロ・ドルは1.1630ドルまで反落後は、1.1640ドルまで戻した。ポンド・ドルは1.3800ドルで下げ止まった。

アトランタ連銀の7−9月期国内総生産(GDP)成長見通しは0.53%と従来の1.17%から引き下げられた。本年の始め6%近くの成長を予想していたが大幅に引き下げられた。
リッチモンド連銀のバーキン総裁は講演で、雇用不足がパンデミックよりも長引く可能性を指摘。また、連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は米国の労働市場がパンデミック前の水準回復は苦闘する可能性があると警告している。

米国債相場は軟調推移を維持。10年債利回りは1.627%と5月来の高水準で推移した。」

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル戻り鈍い、アトランタ連銀Q3GDP成長見通し0.53%へ引き下げ