午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=113円80銭台で推移。政府が発表した10月の月例経済報告で景気の総括判断は「新型コロナの影響により、依然として厳しい状況にあるなか持ち直しの動きが続いているものの、そのテンポが弱まっている」と据え置きの表現となった。また、先行きは、「サプライチェーンを通じた影響による下振れリスクに十分注意する必要がある。国内外の感染症の動向や金融資本市場の変動等の影響を注視」と発表した。

一方、東京株式市場は日経平均が395.55円高と寄り付きから上げ幅を拡大している。月例経済報告の表現が据え置きされたことが相場の下支え要因となっているもようだ。また、。1000円以上の値下がりとなる場面があった指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が210円安まで下げ幅を縮小していることも、相場の上昇に寄与しているようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル113円80銭台、月例経済報告、景気判断10月据え置き