商務省が発表した8月卸売在庫改定値は前月比+1.2%となった。伸びは予想通り速報値から修正はなかった。一方、8月卸売売上高は前月比-1.1%と、7月+2.1%から予想外に昨年4月来のマイナスに落ち込んだ。売上高在庫比率1.23と、7月の1.2を上回った。

ドル・円は金利上昇に伴うドル買いが続き、111円51銭から111円94銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1585ドルの高値から1.1568ドルへ弱含んだ。

【経済指標】
・米・8月卸売在庫改定値:前月比+1.2%(予想:+1.2%、速報値:+1.2%)
・米・8月卸売売上高:前月比-1.1%(予想+0.9%、7月+2.1%←+2.0%)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米8月卸売在庫改定値、ドル売り後退