7日の日経平均は9営業日ぶりに反発した。ローソク足は胴体部分の短い小陽線で終了。長い上ヒゲを出して「トンカチ」に似た形状を描き、下落トレンドの反転を示唆した。ただ、5日移動平均線や25日線は下降を続け、下降圧力の強さを窺わせている。
ボリンジャーバンド(25日)ベースでは終値が-2σを上回って下値拡張局面からの脱出を示唆しているが、一目均衡表で応当日株価の急伸から弱気シグナル増大が予想されるため、上値の重い相場が続く可能性が意識される。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:9日ぶり反発、「トンカチ」状で反転示唆