6日のドル・円は、東京市場では111円44銭から111円79銭まで反発。欧米市場では、111円68銭から111円20銭まで下落し、111円42銭で取引終了。本日7日のドル・円は111円台で推移か。米国株高を意識して、リスク回避的な円買いは抑制される見込み。

報道によると、共和党のマコネル上院院内総務は6日、12月まで債務上限の一時的拡大を容認すると表明した。発表された声明によると、共和党は12月まで債務上限を一時的に拡大させる法案を、民主党が通常の手続きによって議会を通過させることを認めるようだ。米議会上院は6日午後に予定していた連邦債務上限の適用停止を巡る動議の採決を延期している。

米国が債務不履行の状態に陥ることはひとまず回避される見込みだが、今回の措置は債務上限問題の根本的な解決につながるものではないとみられている。与野党の協議は今後も続くことになるが、協議が停滞した場合、リスク回避的な取引が再び拡大する可能性は残されている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の為替市場ポイント:米国株高などを意識して円買い抑制も