5日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、111円10銭付近に値を上げた。日経平均株価が前日比で一時1000円近く値下がりし、リスク回避的な円買いが主要通貨を押し下げた。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融正常化期待で金利先高観が続き、ドル買いに振れた。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円87銭から111円11銭、ユーロ・円は128円76銭から128円98銭、ユーロ・ドルは1.1602ドルから1.1622ドル。

【経済指標】
・日・9月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+0.1%(予想:+0.2%、8月:0.0%)
・豪・8月貿易収支:+150.77億豪ドル:+101.00億豪ドル(予想:+101.00億豪ドル、7月:+121.17億豪ドル)

【要人発言】
・岸田首相
「バイデン米大統領が日米安保条約の尖閣適用をコミット」


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は小じっかり、米金利や株価を注視