午前の東京外為市場でユーロ・円は1ユーロ=128円90銭近辺で推移。ECB理事・イタリア中銀総裁のビスコ氏は、イタリアの経済成長が政府目標の6%を射程距離に収めたもようとの見方を示したとロイターが報じている。予想以上の経済回復が要因のもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が806.77円安と寄り付きより下げ幅を拡大して軟調な展開が継続している。米国市場が大幅安となり、東京市場でも半導体関連株を中心に値を下げ、寄り付きから下げ幅を拡大している。また、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>の9月の月次業績が嫌気され、大幅安となり相場の重しとなっているもようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ユーロ128円90銭近辺、ECB理事・イタリア6%成長が射程