1日午前の東京市場でドル・円は111円半ばから前半まで下げたが、その後は安値圏で推移した。日経平均株価は大幅続落で29000円を割り込み、日本株の急落を嫌気した円買いが強まった。一方、米10年債利回りも大きく低下しており、ドル買いは後退したようだ。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円25銭から111円49銭、ユーロ・円は128円66銭から129円05銭、ユーロ・ドルは1.1563ドルから1.1584ドル。

【経済指標】
・日・8月有効求人倍率:1.14倍(予想:1.14倍、7月:1.15倍)
・日・8月失業率:2.8%(予想:2.9%、7月:2.8%)
・日・9月調査日銀短観・大企業製造業DI:+18(予想:+13、6月:+14)
・日・9月調査日銀短観・大企業非製造業DI:2(予想:0、6月:+1)
・日・9月調査日銀短観・大企業全産業設備投資:前年度比+10.1%(予想、6月:+9.6%)

【要人発言】
・日銀金融政策決定会合における主な意見(9月21-22日開催分)
「引き続き感染症の帰すうと内需の回復ペースを注視する必要」
「経済正常化以降のベントアップ需要の高まりを2%の物価安定目標の達成につなげることが重要」


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は下げ渋り、日本株の大幅続落を嫌気