27日の日経平均は小反落した。ローソク足は胴体部分の短い小陰線で終了したが、ザラ場高値と安値はいずれも先週末水準を上回り、膠着感が強いながらも底堅さを印象付けた。25日移動平均線との上方乖離率は3.57%と5%ラインを下回っているが、東証1部の騰落レシオ(25日ベース)は146.34%(先週末は141.50%)と買われ過ぎラインの130%を超えてさらに上昇し、過熱感が一段と強まった点に留意が必要となろう。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小反落、騰落レシオは一段と過熱