21日の日経平均は大幅反落した。ローソク足は307.93円の大きなマドを空けて下落し、上下ともにヒゲの短い陰線を描いて売り圧力の急速な増大を窺わせた。5日移動平均線が下向きに転じたほか、パラボリックが陰転して短期的な調整局面入りを示唆している。25日線との上方乖離率は3.31%に縮小し、RSI(14日ベース)は71.29%と買われ過ぎラインの5%、80%をそれぞれ下回ったが、東証1部の騰落レシオ(25日ベース)は138.51%と高止まりしているため、一段安リスクに警戒が必要となろう。
<FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:大幅反落、パラボリ陰転