17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円08銭まで上昇後、109円87銭まで反落して、109円97銭で引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合を翌週に控えて長期金利の上昇に伴うドル買いが強まったが、米8月ミシガン大消費者信頼感指数が前月から改善も市場予想に届かず、ドルは伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは1.1789ドルまで上昇後、1.1725ドルまで下落して引けた。欧州中央銀行(ECB)のインフレ見通しに伴う金利先高感に一時ユーロ買いが強まった。ユーロ・円は129円67銭まで上昇後、128円91銭まで下落。ポンド・ドルは1.3807ドルから1.3728ドルまで下落した。英国の8月小売売上高は予想外に4カ月連続のマイナスに落ち込み、景気回復の遅れを警戒してポンド売りが加速。ドル・スイスは0.9273フランから0.9325 フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米長期金利上昇でドル買い優勢