16日の日経平均は続落した。ローソク足は胴体部分が陽線だった前日の値幅より大きい「陽の陰抱き」を示現して下落継続を示唆している。終値は8月27日以来の5日線割れとなった。日経平均の25日線との上方乖離率は5.69%(前日6.69%)と依然として5%ラインを上回っているが、TOPIXでは4.96%と5%割れに低下し、過熱感は一定程度緩和されてきた格好だ。ストキャスティクスでは%Kが本日35.44%と50%を下回って100%からの下降を継続。%Dも下降中だが、本日66.41%と50%ライン上に位置しており、スピード調整継続の余地が窺える。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落、「陽の陰抱き」で下落示唆