タカ派で知られるクリーブランド連銀のメスター総裁は2021年のインフレが高止まりとなり、自分のインフレ見通しに上方リスクが見られると指摘した。懸念されているデルタ株はリスクになり得るものの、必ずしも活動を深刻に害する必要はないとしている。成長は依然比較的強く、雇用も増加していると楽観視。年内にテーパーを開始し、2022年上半期に終了することを支持する姿勢を示した。同総裁は2021年のFOMC投票権を持たない。

米国債相場は続落。10年債利回りは1.298%から1.35%まで上昇。ドル・円は109円80銭から109円95銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.1840ドルから1.1816ドルまで下落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル上昇、米10年債利回り1.35%、クリーブランド連銀総裁のタカ派発言