日経平均は139円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって下落した流れを引き継いだ。また、日経平均が昨日までの8日続伸で2500円を超す上げとなり、心理的な節目とされる30000円を回復したことから利益確定売りも出やすかった。一方、自民党総裁選の候補予定者が打ち出す政策への期待感が引き続き買い手掛かり材料となったことに加え、国内の新型コロナ新規感染者が減少していることや、政府が行動制限を段階的に緩和する基本方針案をまとめたことも経済活動の本格的な再開に向けた期待感を高め、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ渋っている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は139円安、寄り後は下げ渋り