3日の日経平均は5営業日続伸し、節目の29000円を突破した。ローソク足は昨日の「コマ」示現からの上放れで、4本連続陽線で終了。高値と安値も連日で前日水準を上回る
「赤三兵」を示現して強い買い圧力を窺わせた。13週移動平均線が上向きに転じたほか、週足パラボリックが日足ベースに続いて陽転し、中長期的な上昇トレンドの強まりが窺える。一目均衡表では本日が三役好転2日目で株価は雲上限を上放れ、買い手優位が一段と鮮明になった。一方、25日線との上方乖離率は4.78%と買われ過ぎの5%ラインに接近し、RSI(14日ベース)は75.36%と過熱圏入りの目安となる80%に迫り、短期的な反動安リスクへの留意も必要となろう。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:5日続伸、29000円突破し13週線が上向き転換