日経平均は244円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の日経平均が月末最終営業日としては1年ぶりに上昇したことで投資家心理が改善したとの見方があった。一方、新型コロナ感染拡大による経済への悪影響や、自民党総裁選、衆院選などを絡めた国内政治の先行き不透明感が引き続き株価の重しとなったことに加え、日経平均が昨日までの2営業日で400円を超す上げとなり、心理的な節目とされる28000円を上回ったことで目先の達成感も指摘され、短期的な戻り売りも出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を拡大している。

<FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は244円高、寄り後は上げ幅拡大