日経平均テクニカル:続落、昨年7月以来の52週線割れ
FISCO 2021年08月20日 18:15:00
20日の日経平均は続落した。下降する5日線を下放れて27000円下まで下ヒゲを出して日足は連続陰線。週足でも陰線を引いて昨年7月最終週以来の52週線割れで今週の取引を終えた。一目均衡表では基準線と転換線がともに下向きで終了し、遅行線は弱気シグナルを増大して三役逆転下での売り手優位が顕著になった。ボリンジャーバンド(25日ベース)で終値が-2σを下回って下値拡張局面入りを示唆する一方、25日線とのマイナス乖離は2.59%と「売られ過ぎ」の5%ラインに届いていないため、来週も下押しリスクへの警戒が必要となろう。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落、昨年7月以来の52週線割れ 」