18日午前の東京市場でドル・円はもみ合いとなり、方向感の乏しい展開となった。米10年債利回りの持ち直しを手がかりに、ややドル買いに振れた。また、日経平均株価の上昇で、円売りが観測される。ただ、リスク回避ムードは緩んでおらず、円売りは限定的のようだ。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円48銭から109円62銭、ユーロ・円は128円24銭から128円40銭、ユーロ・ドルは1.1702ドルから1.1716ドル。

【金融政策】
・NZ準備銀行が政策金利を0.25%に据え置き

【要人発言】
・NZ準備銀行(声明)
「ロックダウンの不確実性を考慮し政策金利を変更しないと一致」
「一時的要因によりインフレ圧力が強まっている」
「短期的なインフレは2022年半ばに目標範囲を超えると予想」
「政策金利見通しは、2021年12月時点で0.6%」

【経済指標】
・日・7月貿易収支:+4410億円(予想:+1964億円、6月:+3840億円)
・日・6月機械受注(船舶・電力除く民需):前月比-1.5%(予想:-2.8%、5月:+7.8%)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円はもみ合い、方向感は乏しい