東京外為市場でドル・円は1ドル=110円40銭近辺で推移。オーストラリア・競争・消費者委員会は、天然ガスの輸出業者が国内市場への供給を拡大しない場合、南部の州が2022年にもガスの供給が不足する可能性があるとの見方を示したとロイターが報じている。国内LNG輸出業者と政府の協定が十分に守られないことが背景にあるもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が46.65円高と上げ幅を縮小して午前の取引を終了した。米国株式市場が乱高下し不安定な状況となっていることや、指数に寄与度の高い、ファーストリテイリング<9983>が160円高、東京エレクトロン<8035>が270円高と、本日の高値より上げ幅を縮小していることが相場の重しとなっているようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル110円30銭近辺、日経平均は上げ幅縮小、豪州が22年にガス不足の恐れ