6日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み、109円90銭付近で上値の重い展開となった。今晩の米雇用統計への期待感から米10年債利回りが上昇し、全般的にドル買い方向に振れた。ただ、ドル・円は心理的節目の110円付近での売りが意識され、一段の上昇は抑えられた。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円74銭から109円88銭、ユーロ・円は129円86銭から129円96銭、ユーロ・ドルは1.1820ドルから1.1838ドル。

【経済指標】
・日・6月家計支出:前年比-5.1%(予想:+0.2%、5月:+11.6%)
・日・6月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比-0.1%(予想:+1.1%、5月:+1.9%)

【要人発言】
・ロウ豪準備銀行総裁
「豪ドル安をターゲットにはしていない」
「ほかの中銀が量的緩和に進むなか、量的緩和を継続する必要がある」



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は伸び悩み、節目水準で売りも