米サンフランシスコ連銀のデイリー総裁はブログの中で、FRBの緩和縮小の行方に関する言及はしなかったが、働き盛りの25歳から54歳の労働者の労働市場はパンデミック前の水準に向けて回復軌道にあると楽観的な見通しを示した。セントルイス連銀のブラード総裁やウォーラーFRB理事は労働市場の回復が完了に近く、FRBが経済を支援していた緩和策の縮小を開始する道筋にあると指摘している。

米10年債利回りも1.15%から1.18%まで戻した。米株式相場はもみ合いが続いており、プラス圏を回復、ダウ177ドル高で推移した。ドル・円は109円00−10銭で推移。ユーロ・円は129円17銭の安値から129円44銭まで戻した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:リスクオフ一服、デイリー米SF連銀総裁も雇用回復に楽観的