29日の米国市場では、NYダウが153.60ドル高の35084.53、ナスダック総合指数が15.68pt高の14778.26と上げたが、シカゴ日経225先物は大阪日中比55円安の27755と緩んだ。30日早朝の為替は1ドル=109.40-50円(昨日午後3時は109.73円)。本日の東京市場では、昨日大引け後に業績予想を上方修正したファナック<6954>、村田製作所<6981>を中心に、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>などが米国株高を追い風として値上がりが予想される。反面、新型コロナ感染者数急増を受けた緊急事態宣言の対象地域拡大が本日正式決定される見込みでJR東日本<9020>、JR東海<9022>などの下落が予想される。昨日大引け後の好業績や自社株買い発表銘柄では、ZOZO<3092>、野村総合研究所<4307>、日本電気硝子<5214>、オムロン<6645>、富士通<6702>、京セラ<6971>、東武<9001>、大阪ガス<9532>、カプコン<9697>の値上がりが予想される。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測された野村不HD<3231>、サイバーエージェント<4751>、大同特殊鋼<5471>、竹内製作所<6432>、アドバンテスト<6857>、日産自動車<7201>、シマノ<7309>、SCREEN<7735>、丸紅<8002>、静岡銀<8355>などに注目。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:野村不HDやサイバーエージェントなどに注目