15日のロンドン外為市場でドル・円は、109円81銭から109円71銭まで下落している。前日のパウエル米FRB議長の議会証言を受けた米長期金利低下にともなうドル売りが優勢になっている。米10年債利回りは一時1.30%台に低下した。

 ユーロ・ドルは1.1833ドルから1.1851ドルまで上昇し、ユーロ・円は129円89銭から130円07銭まで上昇している。

 ポンド・ドルは1.3814ドルから1.3854ドルまで上昇。英国の3-5月週平均賃金の伸び拡大や6月失業保険申請件数の大幅減少などを好感したポンド買いも出ているもよう。ドル・スイスフランは0.9146フランから0.9118フランまで下落している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:米長期金利低下受けたドル売り優勢