15日の日経平均は続落した。ローソク足は胴体部分の長い大陰線を示現。4営業日ぶりに5日線下で取引を終えた。9日高値と急反発した週明け12日安値で形成する上げのマド埋めが始まった形状となっており、窓埋め完了となる9日高値28000.02円までの下押しが警戒される。一目均衡表では雲下限の下を走る基準線割れで終了。遅行線は20日にかけての応当日株価上昇で弱気シグナル増大の方向にある。下向きの25日線との乖離率がマイナス1.61%とほぼ中立ゾーンにあって下げ余地を窺わせており、短期的な地合い悪化リスクに引き続き留意が必要となろう。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落、一目均衡表は基準線割り遅行線も弱気方向