日経平均は115円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。国内に加え、アジアなどで新型コロナ感染が拡大しており、足元経済や日本企業の事業活動の足かせとなることが懸念材料となっていることに加え、外為市場で1ドル=109円90銭台と、昨日15時頃に比べ50銭ほど円高・ドル安に振れたことなどが株価の重しとなった。一方、米国の緩和的な金融政策が長期化するとの見方が強くなったことのほか、今後発表が増える国内企業の21年4-6月期決算への期待感も指摘され、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は115円安、寄り後は下げ幅拡大