14日午後の東京市場でドル・円は110円50銭台で小動き。リスク回避的な円買いがただちに拡大する状況ではないとみられており、株安は継続しているものの、ドルは下げ渋っている。中国本土株安も特に嫌気されていないようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円45銭から110円70銭、ユーロ・円は130円13銭から130円36銭で推移、ユーロ・ドルは1.1772ドルから1.1787ドルで推移している。

・NY原油先物(時間外取引):高値75.22ドル 安値74.87ドル 直近75.02ドル

【売買要因】
・米インフレ上昇は一時的との見方
・米量的緩和策の早期縮小観測は後退
・欧米諸国の景気回復ペースは鈍化との見方

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は110円台半ば近辺で推移、動意薄の状態が続く