本日のマザーズ先物は続伸が予想される。12日の米国株式市場は、米国内で新型コロナ変異株の感染拡大が見られ、警戒感から寄り付き後、下落した。その後、企業の好決算を期待し、景気循環株にも買いが向かい上昇に転じた。引けにかけて、シューマー上院院内総務がインフラ計画を巡る進展に楽観的な見解を示すと、回復期待に一段高となりダウ、ナスダックなど主要株式指数は連日、史上最高値を更新して引けた。
本日のマザーズ先物は、米国市場やナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ続伸でのスタートが予想される。国内では、オークファン<3674>がポート<7047>との業務提携を行うと日本経済新聞が報じており、ＥＣ関連銘柄の支援材料となり、相場を下支えすることが期待されよう。日足チャートでは、昨日に上に抜けた25日線を維持できるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1200.0pt、下値のメドは1140.0ptとする。

＜FA＞
情報提供元： FISCO
記事名：「 マザーズ先物見通し：続伸、ＥＣ関連が下支え25日線の維持が争点 」