午後の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円90銭台で推移。午前のTOPIX下落率はマイナス1.95%で日銀のETF買い発動の2%には及ばず、日銀のETF買いの公算は低いと見られていた。しかし、後場に入り、一部報道で日銀のETF買い観測が流れており、安値より下げ幅を縮小している。

一方、東京株式市場は日経平均が、457.20円安と、後場に入り下げ幅を縮小してきた。市場で、日銀のETF買い観測が流れていることが相場を下支えしているようだ。ファーストリテイリング<9983>が650円安、東京エレクトロン<8035>130円安と、大幅に下げ幅を縮小してきたことも相場を下支えしているようである。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル109円90銭台、日銀のETF買い観測流れる