8日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、110円半ばを維持した。日経平均株価や上海総合指数の軟調地合いで、アジア株安を嫌気した円買いが先行。ただ、ドル・円は110円前半の押し目買いが意識され、売り縮小によりドルは下値の堅さが目立つ。全般的にドルは売りづらいもよう。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円43銭から110円70銭、ユーロ・円は130円17銭から130円55銭、ユーロ・ドルは1.1784ドルから1.1799ドル。

【経済指標】
・日・5月経常収支:+1兆9797億円(予想:+1兆8072億円、4月:+1兆3218億円)

【要人発言】
・ロウ豪準備銀行総裁
「債券買入れの縮小は中銀の支援停止を意味するものではない」
「持続的な2-3%のインフレ上昇には2024年までかかると予想」



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は下げ渋り、押し目買いを意識