NY外為市場では長期金利上昇に伴いドル買いが再燃した。
ISM製造業指数が予想を下回ったためドル売りが優勢となっていたが、押し目からは雇用統計への期待にドルが底堅い展開。10年債利回りは1.45%まで低下後、1.49%まで上昇した。

ドル指数は一時92.26まで下落後、再び上昇し92.54と高値付近で推移。ドル・円は111円36銭から111円60銭まで上昇し日中高値の111円63銭を目指す展開となった。ユーロ・ドルは1.1880ドルから1.1850ドルまで反落。ポンド・ドルは1.3820ドルから1.3763ドルまで下落し4月16日来の安値を更新した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル指数は上昇に転じる、米10年債利回りが上昇