6月30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円51銭から111円12銭まで上昇して111円08銭で引けた。6月の米ADP雇用統計の雇用の伸びが市場予想を上回ったほか、5月の米中古住宅販売成約指数は予想外に4月分からプラスに転じたため、景気回復への期待は高まり、金利先高観が広がったことがドル買いに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは1.1894ドルから1.1845ドルまで下落して、1.1859ドルで引けた。ユーロ・円は131円32銭から131円78銭まで上昇。景気回復への期待にリスク選好の円売りが強まった。ポンド・ドルは1.3868ドルから1.3799ドルまで下落。ドル・スイスは0.9228フランから0.9262フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:雇用関連指標の改善でドル買い強まる