日経平均は160円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価支援要因となったほか、昨日の日経平均が200円を超す下げとなった後ということもあり、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、新型コロナのインド型(デルタ株)の感染拡大で、足元経済への悪影響が懸念されたほか、日本時間の今日前場に発表される6月の中国製造業・非製造業PMIを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を拡大している。

<FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は160円高、寄り後は上げ幅拡大