マザーズ先物見通し:反落、メルカリのファイナンスが重し
FISCO 2021年06月29日 08:15:00
本日のマザーズ先物は反落が予想される。28日の米国市場は、合意したインフラ計画案を巡り、法制化に懐疑的見方が広がり寄り付き後、下落。また、航空機メーカー、ボーイングの下げが重しとなったほか、欧州やアジアで新型コロナの変異ウイルス感染が拡大し、渡航規制が強化されたことなどが嫌気されダウは下げた。一方、ハイテク株の買いは続き、ナスダックは上昇、史上最高値を更新した。本日のマザーズ先物は米ナスダックが上昇となり、ナイトセッションが横這いで終了したものの反落でのスタートが予想される。国内では昨日の取引終了後に、時価総額上位のメルカリ<4385>が転換社債で500億円を調達するファイナンスを発表しており、株式の希薄化懸念から、相場の重しとなる可能性があろう。日足チャートでは、25日線の維持が争点となりそうだ。本日の上値のメドは1200.0pt、下値のメドは1150.0ptとする。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:反落、メルカリのファイナンスが重し 」