東京外為市場でユーロ・円は1ユーロ=132円40銭近辺で推移。ドイツのメルケル首相は、EUとロシアの首脳会議について、合意に至らなかったとことを明らかにしたとロイターが報じている。メルケル首相は、会談は簡単なものではなかった、今後も緊密に連絡を取り合う用意があることを再確認した、と述べており、交渉は継続されるもよう。

一方、東京株式市場は日経平均が217.77円高で午前の取引を終了した。米国でインフラ予算法案成立の公算が高まったことから、東京市場では景気敏感株を中心に値を上げ相場をけん引しているようだ。また、ナスダックが連日の最高値を更新しており、半導体関連株も相場の上昇に寄与しているようだ。そのほか、ファーストリテイリング<9983>、東京エレクトロン<8035>など指数に寄与度の高い銘柄が上昇し相場を下支えしているようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ユーロ132円40銭近辺、日経平均は上昇、EU、露との会談が合意せず