東京外為市場でドル・円は1ドル=110円10銭台で推移。オーストラリア準備銀行(中銀)は、6月の議事録要旨で、債券買い入れプログラムの停止は時期尚早との見方で一致したとロイターが報じている。議事録では、債券買い入れは景気回復に必要な緩和環境を支える要因の一つであり、停止は時期尚早であるとの認識をしめしたもよう。

一方、東京株式市場は日経平均が214.14円高で午前の取引を終了した。為替が1ドル110円台まで円安が進行しており、輸出関連株が底堅い値動きで推移していることや、東京エレクトロン<8035>など半導体関連株の一角が上昇して相場をしたざさえしているようだ。なお、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>やソフトバンクG<9984>は、小安く推移しており相場の重しとなっているようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル110円10銭台、豪中銀、債券買い入れ中止は時期尚早