11日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、109円56銭から109円84銭まで上昇した。ロシア中銀総裁のドル保有に関する発言や米国の6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値の予想を上回る上昇を受けて、ドル買いが優勢になった。米10年債利回りは1.44%台から一時1.47%乗せまで上昇した。

 ユーロ・ドルは1.2138ドルから1.2093ドルまで下落し、ユーロ・円は133円02銭から132円77銭まで下落した。ロシア中銀総裁発言はユーロ売りにもつながったとみられる。

 ポンド・ドルは1.4159ドルから1.4105ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.8965フランから0.9000フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:【NY午前外為概況】ドル・円は109円56銭から109円84銭で推移