午後の東京外為市場でドル・円は1ドル=109円40銭近辺で推移。中国の国家発展改革委員会は、2021年の予算では、8月1日より新設される太陽光発電所、商業ユーザーによる太陽光発電の分散プロジェクト、陸上風力発電などへの補助金を廃止する方針とロイターが報じている。太陽電池や風力発電機の製造コストが大幅に低下していることが背景とされている。

一方、東京株式市場は日経平均が4.41円高と、前日終値を挟んだ横這いでの値動きが継続している。指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が420円安、ソフトバンクG<9984>が37円安と後場に入りボラティリティが低下したことで、市場に方向感が生まれにくいようだ。

<FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル109円40銭近辺、中国、新規の太陽光事業や風力への補助金廃止